活動報告

2011.8.6  2011年通常総会と記念講演会を開催しました。

  • あったかリフォーム倶楽部では、去る7月1日に札幌市内のかでる2.7・550会議室で2011年通常総会と記念講演会を開催しました。
    通常総会では、他団体との共催による市民セミナーや会員対象の技術セミナー・勉強会などの今年度事業と、予算案などを承認。記念講演会では北海道建築士会札幌支部長の西代明子さんを講師に招き、「バリアフリーリフォームの提案方法」をテーマに、満足度やリピート率を高めるポイントについて話して頂きました。
  • ホームページ画像
  • 講演する西代さん

2010.6.17  厚別区で「断熱リフォーム完成見学会」を開催しました。

  • あったかリフォーム倶楽部では、去る15日、会員と同会の活動に関心のある企業を対象に、古民家で使われていた古材の軸組を室内に再現しつつ断熱改修を行ったリフォーム物件の完成見学会を札幌市厚別区で開催。施工した当倶楽部会員・メデル蝦名建業(株)(札幌市)の蝦名秀治社長が、参加者に古材の施工方法や断熱・気密化のポイントなどを説明しました。

    公開した物件は、現在仕事の関係で関東に在住しているオーナーが、定年退職後に暮らす住まいとして購入した築36年の鉄骨造2階建て。築110年の古民家が解体されるのにともない入手したケヤキの柱や丸太梁など古材の軸組を室内に意匠として使うとともに、冬暖かく暖房費も抑えたいというオーナーの要望を受けて、当会会員のメデル蝦名建業が施工しました。

    断熱は次世代省エネ基準レベルを目標とし、外壁が木質繊維系断熱材100mm充てん、基礎が押出ポリスチレンフォームB3種100mm、天井がロックウール吹き込み400mmで、窓はプラスチックサッシLow-Eペアガラスに交換。換気は第3種セントラルを導入しています。
    鉄骨の土台と敷土台との間に先張りシートを挟むなど、気密化も新築同様の施工を行っており、気密測定では相当隙間面積=C値で0.5cm2/m2を記録。

    当日は参加者が大断面のケヤキによる柱・丸太梁の軸組や古民家に使われていた建具などを見ながら蝦名社長に古材の組み方や断熱改修部の納まりなどを質問。「古材の軸組も見事だが、既存の鉄骨造を使いながら次世代レベルの断熱性能とC値0.5cm2/m2の気密性能を出す施工ノウハウがとても参考になった」という声も聞かれました。
  • 見学会画像1
  • 施工したメデル蝦名建業・蝦名社長(右から3人目)が性能・仕様について説明
  • 見学会画像2
  • 仕上げや納まりを見学する参加者
  • 見学会画像3
  • 古民家の古材による軸組をそのまま室内に再現。建具なども古民家で使われていたものを再利用している
  • 見学会画像4
  • 鉄骨の柱がそのまま現しとなっている外観

2010.5.13  あったかリフォーム倶楽部の交流会を毎月開催しています。

  • あったかリフォーム倶楽部では、会員と入会を検討されている方の交流会を毎月開催しています。
    5月にトステムショールーム札幌で行われた交流会では、会員相互の情報交換を始め、4月に手稲区で行った市民セミナーの成果と反省、これから実施する交流会の内容などを話し合いました。
    今後行われる交流会では、賛助会員からの製品等に関するプレゼンやミニセミナーなどを企画していますので、興味のある方はぜひ参加して頂ければと思います。
  • 見学会画像1
  • 交流会の様子

2010.4.24  手稲区民センターで「断熱リフォーム市民セミナー」を開催しました。

  • あったかリフォーム倶楽部では、4月24日に札幌市手稲区民センターで初の市民セミナーを開催しました。

    当日はNPOさっぽろ住まいのプラットフォーム理事長で一級建築士の山本明恵さんが、リフォームのきっかけや考え方について説明したあと、断熱リフォームに対する公的補助ついて北海道R住宅事業者ネットワーク代表で三王建設興産(株)社長の安田敦司氏が説明。最後に当会幹事の札幌ホームテック(株)取締役・河合良夫氏が断熱リフォームの実際例についてわかりやすく紹介しました。

    当初1時間半の予定が、2時間を過ぎるほど講演や質問が続いて非常に活気のあるセミナーとなり、参加した市民の方からは「こういう会なら安心して参加できます。また機会があれば参加したいですね」という声も聞かれました。

    次回は7月31日(土)午後1時半から3時半まで、西区民センター1階の第1・第2会議室(西区役所並び・琴似神社向かい)で開催。講師は引き続き山本明恵さんと安田敦司氏が今回のセミナーと同じテーマで講演するほか、当会幹事のメデル蝦名建業(株)代表取締役・蝦名秀治氏が断熱リフォームの施工事例を紹介します。事前申し込み不要ですので、参加ご希望の方は当日直接会場にお越しください。
  • 見学会画像1
  • リフォームの考え方などを講演する山本明恵さん
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  • 断熱リフォームの公的補助を説明する安田敦司氏
  • 見学会画像3
  • 断熱リフォームの実例を紹介する河合良夫氏
  • 見学会画像4
  • セミナー会場の様子

2010.3.26  設立記念講演会・入会説明会を、かでる2.7で開催しました。

  • 3月26日に札幌市内のかでる2.7で、設立記念講演会・入会説明会を開催し、約60名の参加者が当協議会アドバイザーの道立北方研究所居住科学部長・福島明氏と当協議会・高杉昇幹事による“新築を超える”性能リフォームの講演に、熱心に耳を傾けました。

    当日は当協議会・繪内正道会長と、来賓の環境省北海道地方環境事務所環境対策課環境管理専門官・冨田和明様の挨拶の後、福島氏が「北海道の暮らしをより快適に・省エネに」と題して講演。「リフォーム市場は1980年代以降に建てられ、安価なリフォームで新築を超える性能実現できる住宅が7割を占める。これらの住宅を性能リフォームすることでユーザーに喜ばれ、環境にもやさしく、リフォーム会社・住宅会社にとっても収益性が高まる」と性能リフォームの意義を強調しました。

    また、高杉幹事は「気密性能(C値)が1cm2を切るリフォーム工事ができるようになるためには、理屈を知るだけではなく、熟練の施工力、いわば“現場力”が必要。まずは断熱性能(Q値)と気密性能(C値)がそれぞれ1.5を切り、耐震性も現行法並みに高めるリフォームのノウハウ提供や現場施工のアドバイスを当協議会では行っていく」と、性能リフォームのポイントや当協議会の活動について紹介しました。
  • 講演会画像1
  • 講演する福島氏(左)と高杉幹事(右)
  • 講演会画像2
  • 約60名の参加者が熱心に耳を傾けた

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